おもちゃの取り合い
こんにちは!
今日のリリィも楽しみに集まってきたママと子どもたちでいっぱい遊びました。
今日は気温がちょっと低かったので、水遊びはあまりせずに室内での自由遊びを楽しみました。
リリィにはよちよち歩きの子からできる遊具がたくさんあります。小さな滑り台や、ディズニーの手押し車、またがって走る三輪車、ストライダー、マイク付きのキーボード、ビックサイズのブロック、キャンディボールなどなど。
他にも遊べるものはたくさんあるので数はたりているのですが、乳幼児が集まると必ず始まるのが「おもちゃの取り合い」。
特に他の子が楽しそうにやっていると、興味がわいてみんながかけよってきて、やりたいやりたいと引っ張ってしまう。
我が子がおもちゃを他の子から取り上げていると、どうしても申し訳なくてママはひたすらあやまったり、また自分の子から取り上げて返してみたり、なんとか説得しようとしてみたり…。
なかなか気を使いますよね。
そんなママたちもとても励まされたのが前回のイベントデイでした。
この日は支援センターで働いていた経験のある保育士の方が、手遊び歌や絵本の読み聞かせをしてくださいました。
集まってきていたママたちも、保育の専門家であり子育ての先輩であるその方から聞きたいことや聞いてもらいたいことなど、何気なく話していたのです。
すると目の前でちょうど子どもたちがおもちゃ
の取り合いを始めました。
その時この方がこんな話をしてくださいました。
「おもちゃの取り合いって大事なのよね。本当の意味でゆずるということは、本当に自分のものだからゆずることができるのよ。まず自分のものにならなければ、他の人に渡すことは出来ないの。それをママが『ほら、〇〇ちゃんにゆずってあげなさい』とか言って取り上げて、表面上はゆずったとしても、それは言われたからやっただけであって、その子が本当に納得して心から誰かにゆずってあげたわけではないの。だから、おもちゃの取り合いを十分にすることを通して、子どもは自分のものを誰かにゆずることを覚えるのよ。」
その場にいたママたちは、そうなんだ〜!と心から納得。
今まで、おもちゃの取り合いになると親の方が焦ってしまって、早く解決させようとして気を張っていたのがスーッとゆるんだように感じました。(もちろん、意地悪や危険な行動をやっているならしっかりと注意が必要ですが)
その話を聞いてからは子どもたちがおもちゃの取り合いをしていても、ママたちはお互いに「うんうん、それも必要な経験だからね」とリラックスして見守る雰囲気になったのでした。
子どもたちとの関わり合いの中で、ママたちも大切な事を学べますね。
次回のリリィもお楽しみに🌟
親子で遊ぶファミリールーム「リリィ」
0歳から遊べるオモチャや、歩き始めの子でも安心してできるすべり台などもあります。
時間内であればいつでも自由に遊べます。親子で一緒に思いっきり楽しんで下さい!
離乳食を持って来て、遊びの途中で食べさせたり、保護者の方もお昼を一緒に食べたりも、もちろんOKです!
日野市大坂上1-30-5
日野キリスト教会1階スペース
☎︎042-583-3680